法人概要
代表理事メッセージ
京都大学で発明・実証されたフォトニック結晶レーザー(PCSEL)により、レーザーにおけるパラダイムシフトが起ころうとしています。PCSELは、従来の半導体レーザーとは一線を画す新たなレーザーであり、これまでに高出力かつ高ビーム品質動作(=高輝度動作)が実現されてきました。さらに、他の一般的なレーザー単体では容易に達成できない、様々な機能性(偏光制御、ビームパターン制御、オンチップビーム方向制御など)も、実証されてきました。これらの成果は、PCSELが従来のレーザーの限界を打破し、新たな可能性を切り開く次世代半導体レーザーであることを示しています。
本研究所は、こうした我が国発の半導体レーザー光源「フォトニック結晶レーザー(PCSEL)」の社会実装を加速するべく、大学・拠点と企業の皆様の間を橋渡しすることを目指して、2024年12月に設立されました。今後、産官学連携を通じて、PCSEL技術のさらなる発展と実用化を目指してまいりますので、皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

代表理事 野田進
法人概要
法人名:一般社団法人 京都大学フォトニック結晶レーザー研究所 (Kyoto University PCSEL Research Center)
設 立:2024 年12 月2日
所在地:〒615-8510 京都市西京区京都大学桂A1-128(京都大学桂キャンパス内)
役 員:代表理事 野田 進(京都大学高等研究院 特別教授)
業務執行理事 中川 雅之(京都大学成長戦略本部統括事業部イノベーション領域 領域統括)
技術担当理事 石崎 賢司(京都大学大学院工学研究科 特定准教授)
監事 寶光井 英彦(京都アカデミア法律事務所)
主な事業内容
・研究開発:応用および社会実装に係る研究開発
・ネットワーキング、普及活動:窓口対応、産業界・官公庁・自治体等との連携、情報提供・発信
・素子提供:フォトニック結晶レーザーの提供
・装置類の貸出・技術支援・指導:装置のビジネス貸出、作製・評価等に係る技術支援・指導
・人材育成:技術者・研究者育成